1/09/2013

Hero comes back...?

David Bowieが新曲発表とのニュースにビックリ!
そしてそのPVを見て更にビックリ!そしてホッとしました。



Telegraphの記事にもあるように、70,80年代を思い起こさせるようなアンビエントなサウンド。年老いつつも、また輝きを増したとも感じられるボウイ様の美声。穏やかでありながら、抑揚の効いた歌声からはやはりボウイ様にしか出せない魅力が溢れんばかりに…。いやぁ、よかったよかった。

これまで様々なジャンルに手を出しながら、ポップソングが世界中で大ヒットしたりと他の人にはマネの出来ないキャリアを積んできたDavid Bowieですが、彼を見ているとついつい思い出すというか連想してしまう人がいるんですよね。それが吉井和哉。

元々The Yellow Monkeyというバンドのボーカルだった彼ですが、一時期はそれこそ和製ボウイなんて言われちゃったりしてそれはもうカッコ良かったですよ。
(残念ながらリアルタイムで彼の勇姿を目撃することは出来ませんでしたが…)
ですが、個人的には、ボウイっぽいとも言われた怪しい派手さとか、いやらしさとか、彼にしか出せない艶っぽい濃密なものが大好きだったわけで、ソロデビュー後の吉井和哉にはそれが全く感じられないのですね。というか、そういうのが嫌になってバンドを解散したのかもしれませんが。でも、なんか無理やり爽やかキャラを演じているような彼を見るたびになんだか悲しくて。
そうそう、”爽やかキャラ”というよりも、例えば奥田民生みたいに一時期はアイドル的な売り方売られ方をしていたのにも関わらず、年を経てそういうのが嫌になる(且つ無理になる)などして”いい味出してるオヤジキャラ”に落ち着いちゃうのがなんだか…。

もちろん、それはそれで良いこともあるんですが。

でも吉井和哉の場合は(奥田民生はあまり興味ない)なんか悲しいのです。
あんなにステージの真ん中で輝いてた彼が、今ではなんだか照れくさそうにシンガーソングライティングしてるただのオヤジになってしまったような気がして。
ちなみに、そんな彼の新曲はこちら↓



悪くないですよ、決して悪くはない。でも…。歌詞もなんか…。
もうそういうのはウンザリなんだよ!っていうのも分かるんですが、勝手に彼には頑張ってもらいたいような気もしてしまうのです。
もちろん、まだまだ吉井さんも頑張ってるんだとは思いますが、なんというか、年をとっても若く居続けるというのがどれほど難しいかということでしょうか。
うーん、違うか?ソロの路線が個人的に好みじゃないだけかも。そうだきっと。
今はそっとしといて〜って言ってるし。そっとしときましょう。

要するに、ボウイはすごいなぁと思ったわけです。
吉井と同じようにポップスター(アイドル)は卒業した訳ですが、ボウイはボウイのままで、常にわくわくさせてくれる。顔もイケメン。曲もちゃんと挑戦してる。
ヒーローは戻ってきた。毎回そう思わせてくれるわけです。年はとったけど。
すごいなぁ、ボウイ様。

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Maira Gall