8/04/2012

Irish music as a theme of thesis...?

大学生活も残すところ半年と少しとなり、最近はゼミ論(≒卒論)の事を考えたりしているのですが、折角10ヶ月もアイルランドに住んでいたし、アイルランドに関係した事でも書こうかな、なんて。
で、改めてアイルランドの音楽を聞きなおしているわけですが、いい。とてもいい。

正直、アイルランドに行く前はあまり”ケルト”的なものに対して特別な感情は無く、その音楽に対してもむしろ(聞かず)嫌いだったのですが、アイルランドに着いてみてパブに行ったりしている内に、そこで流れている音楽がとても心地よくて楽しく感じるようになっておりました。不思議ですね。
住めば都的な事なのかもしれませんが、今では聞くと元気が出る音楽だったりもします。



というわけで、分かりやすいパブ音楽の例↑。エニスという、アイルランドの中でもとびっきり伝統音楽が盛んな町のとあるパブの様子。この町だとかなり歴戦のベテラン演奏者が多いとは思うのですが、おそらく彼らのほとんどは農民だったりしてプロではないはずです。ここが凄いところ。
夜な夜な彼らは馴染みのパブに集まって自然と演奏が始まるんですね。
もちろんチャージ料なんて取られませんよ!勝手に演ってるだけなので!ただ、さりげなくギネスを差し入れたりするのはアリですね。そういうのも素敵すぎます。



これ↑は結構モダンな感じのアイリッシュ音楽ですね。
ライブスタイルでかなりエキサイティングな演奏になっています。こういうのは、”伝統音楽”でありながらも若者から老人まで幅広くみんなが楽しむからこそ生まれるのかも。うらやましい。

アイルランドの文化を見ていて感じるのは、アイルランド人が彼らの文化を本当に愛して守っていきたい!という強い思いですね。音楽もダンスもパブも自然も言葉も。
イギリスとの複雑な関係を経たからこその愛国心は、とっても強い。興味深いですね。

なんて考えたり。うーん、どうやって論文にしようかな・・・。

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Maira Gall