5/21/2011

Kuramata Shiro & Ettore Sottsass @ 21_21 Design Sight

今日は六本木にある21_21 Design Sightに行ってきました。
目当てだったのは、今開催中の「倉俣史朗とエットレ・ソットサス展」でした。自分でもなんでこの展示に引っかかって見に行きたくなったのかよく覚えていなくて不思議な気分なのですが、行ってみてよかった。なんか楽しかったです。あ、なによりも大学生は500円とお安かったですし!

で、基本的にデザインの展示な訳で、椅子とか引き出しとかベッドとか諸々なんですが、書いてあるキャプションを読んで見ると、彼ら<倉俣さんとエットレ・ソットサス>はバウハウス以降の機能主義的な感じに嫌気が差して、デザインの喜びが機能性をうわまったっていいじゃないか!みたいな考えを根底に持っていたような人たちらしく、なんだか不思議だなーって感じでした。

で、機能性を軽視したり、ポストモダニズム的な感性でグシャグシャなもの作ってみたり、もはやなんの役にも立たないような”家具的なもの”を作ってみたりしても、ここまでのレベルに達している人の作品にはやはりどこからか需要があって、その結果後世に残ってこういう形で、今、自分たちが目にすることになっているのだなぁということを思ったのでした。

なんだかよくわからないけど、単純に綺麗で可愛くて楽しい展示でした。
でも個人的には、見た目もすわり心地もいい”イイ感じ”の椅子とかほしいなって思うのでした。「21世紀宇宙の旅」的なものも見た目にはカッコいいしいいと思うけど、ちょっと・・・って感じかな。
あ、そういう意味ではあの傘たてとか好きでしたね。シンプル且実用性も高そうでイイ感じ。
というわけで、気になる方はぜひぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。オススメでございます。

0 件のコメント

コメントを投稿

© TokioObscura
Maira Gall